ベテランの存在感見せた今野泰幸、勝利に安堵「勝たなくちゃいけない相手だと思っていた」

EAFF E-1サッカー選手権第2戦が12日に味の素スタジアムで行われ、日本代表と中国代表が対戦。試合は2-1で日本が勝利を収め、2連勝を飾った。MF今野泰幸(ガンバ大阪)がアンカーでのプレーを振り返った。

9日に行われた朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)代表との試合からわずか中2日。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は7名もの先発メンバーを入れ替えて臨んだが、その中でベテランの今野はフル出場を果たした。アンカーのポジションを任され、「攻撃になっても前に行かないとか、あんまりサイドに流れないようにしてました」とゲームでの心構えを語る。

代表では長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)が務めることの多いポジションだが、「長谷部のマネをしようとは思わないし、とにかく監督の要求に応えようと。あのポジションにいろと言われたので」と気負いはなかった様子。「結構、楽しかったですよ」と泰然としていた。

若い選手が多かった今回の代表メンバーだが、「みんなも自信を持ってやってくれたし、頼もしかった」と目を細める。「今日の僕のポジションでアシストやゴールはできないと感じていた。結構スペースも空いていたし、いいパスを出せていたと思う。比較的冷静にやれたというか、しっかりつなぐことだけを意識していました」と納得顔だ。

そうした中、日本はチャンスを多く作りながらもなかなか先制点を奪えなかった。今野は「正直焦りましたよ」と苦笑い。「勝たなくちゃいけない相手だと思っていたし、0-0で終わったらサポーターの皆さんに申し訳ないと思っていた」と胸の内を明かす。

これまで日本代表ではボランチやインサイドハーフも務めてきた今野。プレーの幅を見せつけたことで代表生き残りへのアピールになったのでは、との問いには「監督に聞いてください」と素っ気なかったが、「とにかく1試合1試合だと思うし、次は韓国戦が待ってる。また強くなると思うし、分かんないっす」と、16日に控える韓国代表戦へと視線を向けていた。